CBR1000RR(SC57)も、2004年に購入してから10年以上が経過。
ずっとOEタイヤのままでしたが、昨年やっとタイヤ交換しました。

サーキット走行会とか峠が中心で、走行距離はそんなに伸びない見込みなので、ロングライフである必要はありません。
ハイエンド系のハイグリップタイヤを装着しよう!っと思いましたが、
街乗りや高速道路の走行が全く無いわけではありません。
雨天や低温時でグリップしないというのではちょっと怖い。

でも、タイヤの進歩は素晴らしいですね。
私みたいなユーザーのために、センターとサイドで異なるコンパウンドを採用したタイヤがあるようです。
固めのセンターで、耐摩耗性やウェット性能を確保しつつ、柔らかめのサイドでハイグリップを実現。

スピードスターにて「PIRELLI DIABLO ROSSO CORSA」を装着しました。
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走ってみるとすごく楽しくて、もっと早く交換するべきだったと感じました。
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(※トレッドのサイドとセンターとの間にうっすらと線がみえて、素材が分かれているのがわかります。)

ナップスのサーキット走行会(GSM)にて、BSのプロの方が、タイヤ空気圧に関してアドバイスをくれて、
ディアブロ ロッソコルサ:2.1
ディアブロ スーパーコルサ:1.9〜2.0
とのことでした。
(※BSの方、他メーカなのにすみません。しかも、見た瞬間に銘柄がわかって、お勧め空気圧がサラッと出てきて、さすがプロって感じでした。)
この空気圧がお勧めの理由は、カクカクシカジカと教えていただきましたが、私の知識では理解できず・・今は忘却の彼方。


タイヤが決まると、サスペンションセッティングもそれに合わせたくなります。

青木宣篤師匠に「最初は最弱からアプローチすると良いよ。」とアドバイスをいただき、今は最弱状態。
(※CBRなら最弱にセットしても、とても走れないといった状態にはならないのでOKだが、全ての車種が最弱からが良いという意味ではありません。)
最弱にすると、標準セッティングが結構ハードな設定だったことが実感できます。
様々な体重の人やタンデムも考慮しているかららしいです。

ここから少しづつセッティングして行こうと思います。

SC57の発売当初は、色々な雑誌で有名ライダーのお勧めセッティングとかが特集されていて、
Webで検索しても、それらの情報がすぐ引き当たったのですが、
久々にググってみると、中々検索に引き当たりません。。^^;

過去の雑誌のキャプチャや、それをエクセル等でまとめたものを探し出したりして、
備忘録としてここに記載します。


SC57は、
・プリロード(スプリングの強さ)
・伸び側減衰力(TEN、テンション、リバウンド)
・縮み側減衰力(COMP、コンプレッション)
の3つの要素をそれぞれフロント(FR)とリア(RR)で調整可能です。

まずは、基準(迷ったらここに戻る)となる標準セッティングです。
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※取扱説明書より

【標準セッティング】(デフォルト、スタンダード(STD))
◆FR
◇プリロード:最弱から7回転
◇TEN:最強から2回転
◇COMP:最強から2回転
◇空気圧(kgf/cm2):2.5
◆RR
◇プリロード:最弱から4段目
◇TEN:最強から2.5回転
◇COMP:最強から9クリック
◇空気圧(kgf/cm2):2.9

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以下、有名ライダー様達の推奨セッティングです。
 ・鎌田学さん
 ・新垣敏之さん
 ・梨本圭さん
 ※標準セッティングに近い順で紹介します。


HRCのテストライダーとして、RC211VやCBR1000RRの開発を担当されていた(故)鎌田学選手のセッティング。
ご自身で開発されただけあり、とても標準(STD)に近いです。

【鎌田セッティング(ストリート)】
◆FR
◇プリロード:最弱から6回転
◇TEN:最強から3回転
◇COMP:最強から3回転
◇空気圧(kgf/cm2):2.2
◆RR
◇プリロード:最弱から3段目
◇TEN:最強から3.5回転
◇COMP:最強から11クリック
◇空気圧(kgf/cm2):2.1

街乗りでは、スロットルのオン/オフだけで気持ち良く曲がれるような、ソフトな味付け。
只今最弱設定中の私の次のステップとしては、これが良いかも。

【鎌田セッティング(サーキット)】
◆FR
◇プリロード:最弱から8回転
◇TEN:最強から1.5回転
◇COMP:最強から1.5回転
◇空気圧(kgf/cm2):2.2
◆RR
◇プリロード:最弱から4段目
◇TEN:最強から2回転
◇COMP:最強から8クリック
◇空気圧(kgf/cm2):2.1

高い負荷がかかるサーキットでも、少し強くした程度。
ハードブレーキングができるようになったら、もう少しフロントのプリロードをかけると良いとのこと。
IMG_7961


次は、元WGPライダーの新垣敏之さんのセッティング。
STDはプリロードが強めでダンパーが弱め傾向なので、自然なストローク感がある反面、コシが足りず落ち着かなく感じるという。
そこで、プリロードを弱めて、ダンパーを強めるという思想。

【新垣セッティング】
◆FR
◇プリロード:最弱から6回転
◇TEN:最強から1回転
◇COMP:最強から2.5回転
◇空気圧(kgf/cm2):‐
◆RR
◇プリロード:最弱から2段目
◇TEN:最強から1回転
◇COMP:最強から11クリック
◇空気圧(kgf/cm2):‐

新垣流セッティングのプロセスは、以下の5ステップとのこと。

〜宛紊離廛螢蹇璽匹鮑納緝婉瓩泙納紊瓩
サスのコシ感がないことを体験。

∩宛紊離灰鵐廛譽奪轡腑鵑鮑廼付近まで強める
STDとは異なる接地感を体験。それと同時に、リバウンドも標準まで強めて、接地感がギューっと長続きすることを体験。

A宛綟瓜にプリロードを1回転ずつ強めながら、違和感のない程度までコンプレッションを弱める
前後ともバランスが取れるまで続ける。

づ櫃靴海澆離侫ーリングを好みに合わせるためフロントのプリロードを半回転づつ強めたり弱めたりする
倒し込みや切り返しが重いときはプリロードを強め、フロントがインに寄らない時はプリロードを弱める。

ド要に応じてダンパーを微調整する


最後に、3名の中でダントツハードよりの梨本圭さんセッティング。
サーキットで、しかも強い荷重をかけるテクニックがあることが前提かもしれません。

【梨本セッティング】
◆FR
◇プリロード:最強から0.5回転
◇TEN:最強から0.5回転
◇COMP:最強から0.5回転
◇空気圧(kgf/cm2):1.85
◆RR
◇プリロード:最弱から6段目
◇TEN:最強から2回転
◇COMP:最強から4クリック
◇空気圧(kgf/cm2):1.85

まとめると以下のような感じです。
IMG_7962
黄:STD
青:SOFT
赤:HARD

ホンダのHRCページにも、参考になりそうなページがありました。

用語に関しても、雑誌や媒体ごとにバラバラで、覚えにくいですね。
HRCでは以下のように定義してありました。
※本文中省略用語
・FR : フロント
・RR : リヤ
・ST : ストローク
・SPG : スプリング
・OIL : オイル
・COMP : 圧縮
・TEN : 伸び
・DOWN : 下げる、減らすの意味
・UP : 上げる、加えるの意味
・(−) : DOWNと同じ意味
・(+) : UPと同じ意味
・1G : マシンが自然状態で前後サスが縮んだ状態のサスストローク長さ

しかし、フロントが「FR」なのはわかりますが、何故リアは「RR」なのでしょうか?
ググってみると、同じように疑問に思っている方がいましたので、抜粋。
(※この質問者の方も、駆動方式の質問と勘違いされ、中々思ったような回答が得られず苦労されていましたw)

↓↓以下Yahoo!知恵袋抜粋↓↓

Q:
フロントは「Front」なので 「Fr」だと思うのですが、
なぜリヤは「Rear」なのに「Re」じゃなくて、「Rr」と略すのでしょうか?

ベストアンサー:
日本=JAPANをオリンピックなどで略記するときに「JPN」とすることがありますね。
略称は母音を抜くんです。

FRONT 頭2つに母音はないのでFR
REAR EとAは母音なのでRR
ではないでしょうか。

↑↑以上Yahoo!知恵袋抜粋↑↑

なるほど!!

以上、CBR1000RRのサスセッティングに関する備忘録でした。


後日、奥多摩周遊道路にてテスト走行しました。
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最弱でも、走り難さは全く感じていませんでしたが、、
試しにFRのプリロードを少し強めてみると、旋回中の挙動が格段に安定して、倒し込みの際の恐怖感が無くなりました。

更にFRとRRともに伸び側の減衰を少し強めることで、フワフワしてた感じもなくなり、走り易くなりました。
私は結構鈍感な方だと思うので、誰でもサスセッティングの変化は実感できると思います。

走りながら、少しづつ変更していった結果、
プリロードも、減衰の伸び側と縮み側も、最弱から少し強めた程度ですが、
鎌田セッティングのストリート版とほぼ同じような値に落ち着きました。

帰りは、檜原村役場のカフェ「せせらぎ」で休憩してから帰宅しました。
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